【医学部受験】医学部・難関大学に合格するために塾に通う必要性について〜塾で伸びる生徒の特徴〜
こんにちはベンです!
最近は医学生らしいブログを書いているわけではないですが、
一応、医学生をしています。
さて、この時期ですと、新学期がもうすぐ始まるということで、塾に通おうと思っている学生さん、塾に通わせようと考えている親御さんも多いかと思います。
そこで、国立大学医学部に現役で合格した自分なりの考えを書こうかなと思いますので、よかったら参考にしてみてください!
今回は現役生の塾の必要性について書いていくので、浪人生の参考にはならないかもしれませんがご了承ください。
自分の塾歴
まず、自分は中高一貫校に通っていたため、中学校時代に塾に通ったことはありません。
大学受験に向けての塾デビューは高校2年の夏期講習
その後、高校2〜3年の春季講習、高校3年の夏期講習
通常授業に通い始めたのは高校3年の9月から
高校3年の冬期講習を最後に受講しました。
このような感じで、通常授業の受講は約3ヶ月程度とかなり短い期間でした。
これでも国立大学医学部に現役で合格できました!
医学部の同級生はどうか
私が仲良くしているグループのメンバーは全員現役で合格していて、自分を含め6人います。
その中で塾に通っていたメンバーは、私ともう一人の2人しかいませんでした。
首都圏の有名中高一貫校出身の子に関しては、指導が手厚くて塾がいらないというのは納得できます。
しかし、県立高校出身の子でも塾なしで現役合格しています。
自分の周りの人にしか聞いていないので、サンプル数は少ないですが、思ったより塾に通っていない人も多いんだとわかってもらえれば良いかなと思います。
塾に通うメリット
私が個人的に考える塾に通うメリットは以下になります。
- 安心感を得ることができる ←デメリットにもなりうる
- 学力向上につながる
- 周りの状況がわかり、切磋琢磨できる
- 勉強時間を確保できる?
1. 安心感を得ることができる
塾に入ることで、なんとなく受験の対策ができているように感じますよね。
学校では教わらない受験のテクニックや受験の情報、予想問題などを得ることができるのも安心感につながっていると思います。
後述しますが、これはデメリットにもなり得ます。
2. 学力向上につながる
もちろん、塾というのは学びの場であるので、何もしないよりかは学力は確実に上がるでしょう。
しかし、その恩恵を大きく受けられる人はある程度決まっています。
後述しますが、自学の習慣がなければ、塾に通っていても成績は思ったように上がりません。
3. 周りの状況がわかり、切磋琢磨できる
塾に通っていると、いやでも周りの情報が入ってきます。
同級生の勉強の進み具合などがわかれば、自分ももっと勉強しなければという気持ちになります。
私が春季講習・夏期講習を受講した理由はここが大きいです。
同じ学年の人が自分と比べてどのくらい勉強しているのかを知るのはとても大切なことだと思います。
4. 勉強時間を確保できる?
授業を受けること自体を勉強とカウントするのであれば、勉強時間を確保できていると言っても良いと思います。
個人的には授業を聞いている時間を勉強時間にカウントすべきではないと考えています。
授業はあくまで受動的なものですので、能動的に勉強している時間が真の勉強時間と思っています。
ただ、家でゴロゴロしているよりは確実にマシです!
塾に通うデメリット
私の考えるデメリットは以下の通りです。
- 安心し過ぎてしまう
- 理解した気になっただけで終わってしまう
- 家での勉強習慣が身につかない
1. 安心し過ぎてしまう
メリットで安心感を得ることができると書きましたが、度を超えて安心してしまう人がいます。
周りの人よりも受験テクニックを知っている、マニアックな知識を知っているからと言って、受験で成功するとは限りません。
そういう人は基礎がおろそかになりがちなので、思ったように点数が取れないと思います。
2. 理解した気になっただけで終わってしまう
塾の先生というのは、教えることがうまいです。
授業で聞いているときは完全に理解した気になっても、実際は身についていないなんてこともよくあると思います。
後述しますがこちらも自学の習慣というものが必要となってきます。
復習を繰り返して、身につけるしかないのです。
3. 家での勉強習慣が身につかない
これはよくありますが、「家で勉強できないので自習室で勉強します。」と言っている人はいませんか?
これはただの言い訳に過ぎないと私は考えます。
家で勉強できない生徒が成績をあげられるとは思いません。
塾に通って伸びる生徒の特徴
塾に通うに当たって、必要な能力は3つあると考えています。
- 自学の習慣がある
- 家でも集中して勉強に取り組める
- 勉強のやる気がある
1. 自学の習慣がある
これは塾に通う前に最低限欲しい能力の一つです。
自分は塾講師をしており、多くの生徒を見てきましたが、塾の授業だけこなしている生徒は成績が伸びません。
反対に、能動的に勉強していく生徒は効率よく成績を伸ばしていけます。
考えてみれば当然の話ですよね。
後者の方が勉強量が多くなっているに決まっています。
2. 家でも集中して勉強に取り組める
家で勉強に集中できない理由はなんでしょうか?
スマホ・ゲームなどなど誘惑があるからですかね。
ではその誘惑を自分から遠ざけてしまえば良いのではないでしょうか。
自分の場合は、勉強部屋にスマホを持ち込まないというのを実践していました。
結局のところ、勉強したくないという言い訳のために家で勉強できないなどと言っているのではないですか?
家での勉強習慣は医学部に入った後も必要となってくる能力の一つなので、受験期に身につけておくべきだと思います。
家で勉強しない医学生は留年の危機に直面してしまうかもしれません。
3. 勉強のやる気がある
これは、ぜひ、親御さんに伝えたいことなのですが、子供が乗り気でないのに塾に無理やり入れるのはあまりよくないです。
講師の側からすれば、成績アップのために頑張ろうとしますが、生徒のやる気が皆無だと成績はアップしません。
講師の時間も生徒の時間も無駄に終わってしまうので、そこはよく話し合ってみてください
まとめ
結論としては
塾に必ずしも入る必要はない
塾に入る前に、自学の習慣を身につけるべき
というのが自分の考えです。
色々な考えがあると思うので、自分の考えを押し付けようとは思っていません。
こういう考えがあるんだな程度に参考にしてもらえたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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何か質問などあればそちらも受け付けております!
みなさん身体に気をつけて過ごしてください!